2018-10-25 18:00
社会
ヤンゴンでミャンマー肝臓シンポジウムが開催

医療従事者が最新治療法の情報を得る機会
10月21日、ノボテル・ヤンゴン・マックスにおいて、ミャンマー肝臓シンポジウムが開かれ、開会の挨拶で、保健・スポーツ省大臣であり常任理事のThet Khine Win教授がスピーチを行った。スピーチの中で、Thet Khine Win教授は、このようなシンポジウムを通じて、ミャンマーの医療従事者が肝疾患の最新の治療法を知ることができること、国際的な経験に基づいて、肝疾患の人々は、より効果的に治療することができ黄疸がなくなること、また、国家肝炎管理プログラムの下で、昨年、数百万チャットを費やしているヤンゴンの病院で、C型肝炎の治療が開始されたこと、今年、そのプログラムは、ミッチーナーとモーラミャインに拡張されたことなどを語った。
さらに、教授は、新生児と1才未満の子に向けた通常の予防接種プログラムに、B型肝炎に対するワクチン接種が含まれること、ミャンマーの医療分野における画期的な出来事の1つは、2004年にミャンマーの外科医によって行われた肝臓移植が成功したことだと述べた。
そして、このシンポジウムが肝疾患の予防や診断、治療、研究に大きく貢献することを期待するとともに、パートナー組織に対し、国家肝炎管理プログラムに協力するよう要望した。
国家肝炎管理プログラムに協力
シンポジウムの開会式では、ミャンマー平和委員会のTin Myo Win委員長、在ミャンマーアメリカ大使のScot Marciel氏、B.K.Kee財団のStan Sze氏、ミャンマー肝臓財団のKhin Pyhone Kyi教授、コミュニティ・パートナーズ・インターナショナルのTom Lee氏、Mindie H. Nguyen医師が、このシンポジウムを開催する目的、スポンサーであるB.K.Kee財団の歴史などについてスピーチを行った。シンポジウムは、保健・スポーツ省、ミャンマー肝臓財団、B.K.Kee財団、スタンフォード大学、コミュニティ・パートナーズ・インターナショナルの国家肝炎管理プログラムによって共同主催されたもの。
このシンポジウムは10月20日と21日の2日間続き、専門家と職員は、B型肝炎、C型肝炎ウイルスおよび肝臓疾患についてのプレゼンテーションを行った。
(画像はプレスリリースより)
外部リンク
ミャンマー情報省
http://www.moi.gov.mm/moi:eng/?q=news/21/10/2018/id-15290
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