2018-11-03 00:30
社会
ヤンゴン総合病院改革会議で、アウンサンスーチー国家顧問が演説

長期的な開発モデルを考慮した改革を
10月31日、ヤンゴン第一医科大学において、ヤンゴン総合病院改革会議が開催され、アウンサンスーチー国家顧問は、冒頭の挨拶で、プロジェクトが始まって以来、病院の改善に参加する機会を得たことに対する喜びを表明した。そして、国家顧問は、「責任ある人材と専門家の努力のおかげで、ヤンゴン総合病院は過去数年間で人々にとって最も信頼できる病院に戻ったと言えるが、目標とした基準に達していない。依然として多くの作業を完了する必要がある。」と述べた。
さらに、それぞれの建物だけでなく、病院全体の再興に向けた対策が実施される際に、病院の長期的な開発モデルを考慮する必要性を強調した。
公衆衛生のための活動で病院の診察患者を減らす
議会は、2012年12月にヤンゴン総合病院の再興と改善プロジェクトを承認し、2013年にプロジェクトを開始した。現行政府は、公衆衛生のための活動によって健康を増進させることができれば、人々は病院での治療を受ける機会が減ることから、公衆衛生の提供を確保するために大きな努力を行っている。
また、国家顧問は、病院内の患者数が少ないほど、病院内の患者それぞれに、より高い質とより高い医療基準を提供することができると指摘し、次のように述べた。
「現行政府は、病院での診療を受ける際のリスクを減らす努力の一環として、公衆衛生の重要性を強調し、治療を受ける必要のある患者のヘルスケアのレベルを高めるために、基本レベルから公衆衛生活動を実施している。」(プレスリリースより引用)
病棟の改築やデジタル健康記録の作成など
保健・スポーツ省によると、ヤンゴン総合病院で治療を受けた患者の数は、2013年の245,790人から2017年には440,231人に増加した。入院患者数は89,872人であり、2017年に手術を受けた患者は23,745人であった。保健・スポーツ省のMyint Htwe大臣は、次のように述べた。
「このような数多くの患者に質の高い治療を提供し、部門を組織的に設置するために、ヤンゴン総合病院の再興が実行されている。」(プレスリリースより引用)
そして、ラングーン総合病院再興チャリティートラスト-RGHRにより、病院の主要病棟の改築、外国人の教授による指導、デジタル健康記録の作成が病院で実行されている。
ラングーン総合病院再興チャリティートラスト-RGHRのコンサルタントであるRobin Cross氏は、プロジェクトを効率的に完了させるために、長期計画の実施と、病院の計画を実行するための国レベルの管理委員会を設立することを提案した。
また、ヤンゴン総合病院の支援団体のメンバーであるTin Myo Win博士は、病院の複合施設に駐車されているタクシーと不法占拠者の問題を解決したヤンゴン地域政府に感謝の意を表した。
会議では、その他に、古い建物と病院の新しい建物を調和させる必要があること、保健・スポーツ省がこのプロジェクトを支援するためにさらに多くのエンジニアを派遣すること、などが議論された。
(画像はプレスリリースより)
外部リンク
ミャンマー情報省
http://www.moi.gov.mm/moi:eng/?q=news/1/11/2018/id-15421
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