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2018-10-16 20:00

文化

ヤンゴン動物園の虎の家に歴史的な場所を示すブループラークを授与

ヤンゴン動物園
現在はホワイトタイガーを収容
ヤンゴン動物園の歴史ある虎の家に、商業拠点の都市遺産として、歴史的な場所であることを示す「ブループラーク」が掲げられた。

「King Edward VII 1916 Carnivora House」と名付けられたこの虎の家は、1910年にエドワード7世の記念像を建てるために設立された信託基金の余剰金で建設されたもの。

1915年に建てられた虎の家は、1900年代初めのデザインで飾られ、その後ずっと虎を収容している。現在は、世界でも珍しいホワイトタイガーの家となっている。

ヤンゴン歴史的建造物遺産保存基金(YHT)の創設者で会長のThant Myint Tun博士は、次のように述べた。
「ヤンゴン動物園が野生動物保護区になり、また、単なる動物の檻ではなく、子どもたちが学習し知識を得る場所となることを希望しています。」(プレスリリースより引用)

子どもたちや家族連れの憩いの場所
ヤンゴン地域政府のU Phyo Min Thein首相と、YHTの関係者、動物園の関係者は、「ブループラーク」の銘板を設置するところに立ち会った。

銘板には、虎の家が、1906年に、ビクトリア記念動物公園と呼ばれた東南アジアで最も古い動物園として、開設されたことが記載されている。

YHTのDaw Moe Moe Lwin会長は、次のように説明した。
「我々の22番目のブループラークは、これまでの年月を通じて、商業都市の拠点で最も訪問された場所であったヤンゴン動物園に設置されました。それは、特に子どもたちによって知識を習得できる場所であり、家族連れが素晴らしい休暇を楽しむことができる場所です。都市遺産としてこの重要な場所を指定したことは、我々すべてにとって名誉なことです。」(プレスリリースより引用)

ブループラークは、人々が知識を得て楽しみを見つけることができる重要な公共の場所として古代都市遺産を保護することはもとより、ヤンゴンの歴史的意義の証言者である。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

ミャンマー情報省
http://www.moi.gov.mm/15/10/2018/id-15222

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