ミャンマーニュース

ミャンマー当局によると、同国中央部にあるマグウェイ（Magway）空軍基地近くで10月16日午前7時30分頃、訓練飛行中の中国製F-7戦闘機2機が、それぞれ異なる場所で墜落したという。

2機のうち1機は水田に、もう1機はマグウェイにある有名なパゴダ近くに墜落した。墜落原因は、濃霧による視界不良だという。

この墜落により、両戦闘機のパイロットは即死した。

また、私立学校の外で勉強していた11歳の少女が落下した破片に直撃され、搬送先の病院で死亡したという。

この少女の父親は、と心中を明らかにしている。

16日午後には少女の葬儀が行われ、友人、教師、軍事関係者、地域住民が参列したという。

F-7戦闘機は冷戦時代の中国製戦闘機で、手頃な価格のため広く輸出されている。しかし、ミャンマーでは墜落事故が続いており、中国製戦闘機の技術的問題を指摘する声も上がっている。

今年4月には、訓練中の別のF-7戦闘機が墜落。また、昨年には、122人の軍人とその家族が乗った中国製の軍輸送機がアンダマン海に墜落している。

ヤンゴンにあるタガウン政治研究所（Tagaung Institute of Political Studies）のYe Myo Hein事務局長はと述べた上で、と付け加えて懸念を示した。

（画像はMYANMAR TIMESより）

外部リンク

Two Myanmar jet pilots, young girl killed in separate crashes
https://www.channelnewsasia.com/

Two F-7 fighter jets crash in Magwe, killing pilots, young girl
https://www.mmtimes.com/

2 Myanmar Fighter Jets Crash, Killing Pilots and an 11-Year-Old
https://www.nytimes.com/