ミャンマーニュース

ミャンマー国家顧問のアウンサンスーチー氏が、東京都内で行われる「日本・メコン地域諸国首脳会議」に参加するため、10月5日から来日している。

スーチー氏は7日、福島県の泉崎村を訪れた。泉崎村では、社会福祉法人「こころん」を訪問し、畑や直売所を視察した。

スーチー氏は、ミャンマーの農村発展に役立てるため、泉崎村の訪問を決めたという。ミャンマーでは都市部への出稼ぎが増加し、農家では人手不足が深刻化している。

こころんは障がい者福祉施設と農家の「農福連携」を進めており、農家の人手不足と震災からの復興に取り組んでいる。

スーチー氏一団は、こころんの事業説明や震災からの再建状況の説明を受けた後、農作物の試食を楽しんだ。事業所代表等との質疑応答、記念撮影等を行い、畑にも訪問した。

ミャンマー情報省のウェブサイトでは、スーチー氏の泉崎村訪問をプレスリリースで伝えた。

リリースでは、高齢者と障がい者を対象にした医療サービスや支援プログラム等が紹介された。

また、地域ビジネスとして、宿泊プログラムや公衆衛生、レクリエーションを実施し、人口の減少防止に取り組んでいることも紹介されている。

（画像はプレスリリースより）

外部リンク

ミャンマー情報省
http://www.moi.gov.mm/moi:eng/?q=news/8/10/2018/id-15144