2018-10-08 20:15
文化
ヤンゴンでノルウェーとミャンマーの彫刻家2人展が開催

ミャンマーではめずらしい彫刻展 スーチー氏の彫像などを展示
10月4日から7日、ヤンゴンのBeikthanoギャラリーで、ノルウェーの彫刻家Merete Sejersted Bodtker氏と、ミャンマーの彫刻家Sonny Nyein氏の展覧会「DUO Art Exhibition」が行われた。ミャンマーでは、絵画の展覧会は数多く開催されるが、彫刻の展覧会はめずらしい。Bodtker氏は、アウンサンスーチー氏の彫像と、混合技法による6枚のペーパーワーク、彫刻のプリント12枚をノルウェーから持ち込んだ。
スーチー氏の彫像は銅製で、2013年、はじめてミャンマーを訪れてから制作に取り組み、5年かけて完成したものだ。輸送の問題で彼女が得意とする粘土彫刻は運ばれず、今回展示される彫刻作品はこの1点のみとなった。
ミャンマーの彫刻家は抽象作品を展示
ミャンマータイムスの取材に対し、Bodtker氏は、スーチー氏の彫像を展覧会のメインにはしたくないと語った。会場にはダンサーやミュージシャンをモデルにした混合技法作品、彫刻をスケッチした10メートルの作品も並んだ。マンダレー出身のSonny Nyein氏は、ヤンゴン・ファインアートスクールを卒業。Nyein氏は抽象的な作品が中心で、素材は鉄などの金属が使われている。今回は5つの彫刻作品を展示した。
(画像はミャンマータイムスより)
外部リンク
ミャンマータイムス
https://www.mmtimes.com/
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