2018-10-13 09:00
社会
ヤンゴン市、路上駐車料金の回収について議論

徴収システムが定まらず、税収入が減少
ヤンゴン市当局は、駐車料金の回収についての見直しを検討している。10月9日の定例ミーティングにて、議員のKyi Pyar氏から、市長のMaung Maung Soe氏へ、駐車料金に関する質問があがった。議員は、駐車料金徴収について、何らかの計画があるかどうかをたずねた。
この質問に対し市長は、今後、駐車料金の値上げを行い、国税回収に貢献していくことを述べた。
計画的で合理的な徴収システムの導入を進める
2015年の選挙前、路上で自動車を使って販売する業者に対し、駐車料金税を廃止した。そのため、駐車料金による税金徴収ができなくなり、税収が減少している。駐車料金の違法徴収も増加しているという。廃止以前、ヤンゴン市では10のパーキングゾーンが定められ、市内の入札者が駐車場を用意していた。今年7月、駐車エリアは8つに設定され、駐車料金は1時間あたり200チャットと定められた。
しかし、業者とヤンゴン市当局との契約に問題があり、スムーズな運営ができていないのが現状だ。駐車料金を払うべき車両やエリアの規定も明確ではない。
議員からは、より合理的なシステムで、月単位や年単位で計画的に駐車料金を徴収することを求める意見があった。市長は、今後、駐車料金の支払いにはスマート・カー・パーキング・システムを導入することを表明している。
(画像はプレスリリースより)
外部リンク
ミャンマー情報省
http://www.moi.gov.mm/moi:eng/?q=news/11/10/2018/id-15178
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