2018-10-12 19:30
社会
新日鉄興和不動産、ヤンゴン市のサービスアパートメント開発に関わる契約を締結

単身赴任の日系企業駐在員向け
新日鉄興和不動産株式会社は、2018年9月3日、ミャンマーに現地法人NSKRE Residence (Myanmar) Co.,Ltd.を設立し、10月6日、ミャンマー工業省との間でミャンマー連邦共和国ヤンゴン市におけるサービスアパートメント開発に係るBOT契約を締結した。このプロジェクトは、ミャンマー工業省が、ヤンゴン市の中央部タムウェ郡区に所有する約6,000平方メートルの土地に、延床面積が約33,000平方メートル、住戸数232戸のサービスアパートメントを開発する事業。
このアパートメントは、単身赴任の日系企業駐在員をメインターゲットとしており、設計会社、内装デザイナー、施工業者に経験豊富な日系企業を起用し、コンパクトながらも日本的な使い勝手の良い間取りや設備を備えた高品質な住戸と、プール、ジム、ミニマート、和食レストラン等の充実した共用施設を提供している。
総事業費は約8,000万ドルで、着工が2019年1月、2021年3月の竣工を予定している。
駐在員が安心して住める住環境を整備
ミャンマーでは、2011年の民政化以降、積極的な市場開放政策を背景に外国企業による直接投資が増加しており、今後急速な経済発展が期待されている。こうした中、ミャンマーに進出する日系企業も急増しているが、現地では日本人が安心して暮らせる質の高いサービスアパートメントの供給は限定的であり、とりわけ単身赴任の日系駐在員向けの良質な物件が不足している状況となっている。
ミャンマーの経済発展にとって外国企業による直接投資の増加が不可欠であるが、そのためにも駐在員が安心して住める住環境は重要なインフラの1つである。
新日鉄興和不動産は、これまで培ってきた不動産開発や高級賃貸住宅事業のノウハウを活用して、ミャンマーで活躍する日系企業の人々が安心・安全・快適な生活を送ることができる「ジャパン・クオリティ」を兼ね備えた住環境の整備を行い、ミャンマーの一層の経済発展に貢献していく。
(画像はプレスリリースより)
外部リンク
新日鉄興和不動産株式会社 プレスリリース(共同通信PRWire)
https://kyodonewsprwire.jp/release/201810098913
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