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2018-09-30 01:00

社会

ヤンゴンにある郵便本局、110周年の記念式典を開催

郵便局
郵便番号と郵便サービスの発展に向けて
ヤンゴンの郵便本局は、9月23日に創設110周年を迎えた。

この郵便局は、歴史的建造物の代わりに近代的建築物が建てられるような、急速に発展している商業拠点において、歴史的な場所であることを示す「ブループラーク」を持つ植民地時代の建物である。

急速な近代化プロジェクトの下で植民地時代の建物が次々に消えていくことに対する懸念の中で、この110周年の記念式典は、ヤンゴン遺産の保全のために努力している後援者、特にヤンゴン歴史的建造物遺産保存基金(YHT)にとって有望な兆候となることが期待される。

東南アジアの都市の中で、ヤンゴンは、1885年にイギリス統治下で行政首都になったことから、植民地時代の建物が最も多いとされている。記念式典で、郵便本局は、JICAの協力で、3つの行政区域の郵便番号に関する知識を広めた。

JICAは、郵便番号と郵便サービスについての熟知が重要となる地域である、ネピドー協議会区域、ヤンゴン・マンダレー地区における郵便サービスの発展のための郵便番号を含めた援助を提供している。

森崎ウィンが郵便番号大使に
運輸・郵政省の大臣であるU Thant Sin Maung氏、副大臣のU Kyaw Myo氏とU Tha Oo氏、ヤンゴン地区政府閣僚であるDaw Nilar Kyaw氏、YHT のDaw Moe Moe Lwin氏が、ヤンゴンのStrand Roadにある郵便本局で、記念式典を開催した。

その後、大臣一行は過去の時代の郵便切手が展示されたブースを訪れた。

また、郵便番号大使に就任した歌手の森崎ウィンが歌声を披露し、郵便番号の使用に関するデモンストレーションも行われた。

JICAは、ミャンマー郵便局に対し、郵便番号の書籍、ポスター、カレンダー、ポストカードを提供している。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

ミャンマー情報省
http://www.moi.gov.mm/moi:eng/?q=news/24/09/2018/id-14970

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