2018-09-27 05:15
社会
難民キャンプの図書館関係者が集まる四半期会議を開催 3か月の活動を振り返る

課題を共有して解決策を 日本で良く読まれるような絵本が並ぶ
公益社団法人シャンティ国際ボランティア会(以下、シャンティ)は、外務省の日本NGO連携無償資金協力の一つとして開催している四半期会議を9月に行った。難民キャンプの図書館関係者が集まる四半期会議に参加したミャンマー(ビルマ)難民事務所の山内氏が、9月19日のシャンティブログにおいて、その内容などを紹介した。
四半期会議は、課題を共有して解決策を考える機会にもなっており、難民キャンプの図書館における活動や研修など、前回の開催からの3か月間に起こったことで、印象に残ったことを挙げた。
まず、同図書館には、日本で良く読まれるような絵本が、カレン語やビルマ語に訳されて並んでいた。東京事務所で勤務していた同氏にとって、日本とのつながりを感じた瞬間だったとしている。
図書館青年ボランティアが地域の子どものために研修・活動
また、図書館の日々の活動などを手伝う図書館青年ボランティアに対して、研修が行われ、その後は読書推進活動として、多くの子どもの前で人形劇や読み聞かせをしていた。山内氏は、地域の子どものために活動する青年の姿に、感動してしまったとしている。子どもが無心にページをめくる姿や、小声で絵本を音読する姿、友達の読んでいる絵本が気になって一緒に読み始める姿などがみられ、絵本にここまで夢中になるものかと改めて実感したという。
(画像はシャンティ ホームページより)
外部リンク
シャンティブログ
http://sva.or.jp/wp/?p=30311
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