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2018-09-20 16:00

文化

ミャンマーの王宮で人気だった伝統的楽器「竪琴」

竪琴
故 金泉潤子郎氏の竪琴が寄贈
2018年9月11日、埼玉県鶴ヶ島市は、ミャンマーの伝統的楽器「竪琴」が寄贈されたことをホームページにて報告した。

今回、寄贈された竪琴は、故 金泉潤子郎氏が所蔵していたものだ。

ミャンマーの伝統的楽器「竪琴」
「竪琴」(ミャンマー・サウン)は、ミャンマーの伝統的楽器である。「竪琴」はピュー族が最初に使用していたと言われている。

ピュー族は、ビルマ族に征服される9世紀頃まで、現在のミャンマーがある地域で暮らしていた民族だ。

王宮でもよく演奏されていた楽器としても、竪琴は知られている。竪琴の演奏者は、王や王妃、大臣達から尊敬されていた。

3つの曲がり具合
全長が28インチある、竪琴の本体は、パダウの木で作られている。弓なりと底の部分、後部が太くなっており、1/4インチある。

乾燥の仕上がり状態により、曲がり具合が異なる弓なりの部分は、3種類の言い方がある。「ミャウタイン(猿が座っている姿勢)」と「マンピャ(丸手鏡の形)」は、曲がりが浅い状態を指す。

通常の形は、「タジンコエ(タジンと呼ばれる伝統的なランの根)」と呼ばれる。

弓なりの部分には、「レヨン」と呼ばれる、アカシアの木で作られている部分があり、直径は11/4から13/4ある。レヨンには、「ボエチョウ」という紐が括りつけられる。

(画像は鶴ヶ島市のホームページより)


外部リンク

鶴ヶ島市
http://www.city.tsurugashima.lg.jp/

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