2018-09-23 18:30
政治
カナダ議会がロヒンギャ族問題は「大量虐殺」と認める
「ミャンマーによる犯罪」満場一致で賛同
9月20日、カナダ議会の秘書が、ロヒンギャ族問題について声明を述べた。秘書はこの問題が「大量虐殺」であることを宣言。これに対し会場の議員は立ち上がり、拍手で賛同の意を示した。カナダは、ロヒンギャ族問題が「ミャンマーによる犯罪」ということを満場一致で認めた。
この声明は、国連の事実調査をもとに発表された。調査結果から、カナダ議会は「ロヒンギャ族の人権はミャンマーによって奪われ、ミャンマー軍がこれを指示している」との認識を示した。
同時に、カナダ議会は大量虐殺の捜査を行い、国連に対してミャンマー軍指揮官を裁判にかけるよう要求することも述べている。
カナダ「ロヒンギャ族問題を国際的にリード」
ロヒンギャ族の問題は、国連をはじめとする世界の人権団体が解決を求めている。しかし、国家顧問であるアウンサンスーチー氏は暴力を止めることができず、問題は改善されていない。アウンサンスチー氏は、カナダの市民権も取得している。
カナダ外務省のクリスティア・フリーランド大臣は、
私たちは正義と説明責任のため、ロヒンギャ族問題を国際的にリードしていく。
満場一致はこの問題を解決するための、非常に大きなステップとなった。(ザ・ガーディアンより)
満場一致はこの問題を解決するための、非常に大きなステップとなった。(ザ・ガーディアンより)
と述べている。
(画像はザ・ガーディアンより)
外部リンク
ザ・ガーディアン
https://www.theguardian.com/
グローバル・ニュース
https://globalnews.ca/
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