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2018-09-14 01:00

文化

ヤンゴンでWathann映画祭が開催

フィルムフェスティバル
自主制作短編映画が57作品 制作者のサポートが目的
9月5日から10日、ヤンゴンでWathannフィルムフェスティバルが開催された。

この映画祭はWathann映画専門学校(WFI)が主催し、ミャンマー映画教育メディア開発がサポートする、ミャンマー初の映画フェスティバル。2011年からスタートし、今回8回目を迎えた。

主に自主制作による短編映画を扱い、映画制作者のプロモーションとサポートを目的としている。

今回はWaziyaシネマとゲーテインスティチュート・ヤンゴン校を会場に、57の応募作品から11編が上映された。

社会問題をテーマにした作品が最優秀賞受賞
最終日の10日、ゲーテ・ヤンゴン校では表彰式と閉会式が行われた。

最優秀ドキュメンタリー賞にはCherry Thein監督の「Mother’s Burden」、最優秀短編映画賞にはThan Yaw Htay氏、Thadi Htar won氏共同監督による「Silence in Mrauk Oo」が選ばれた。最優秀撮影賞と奨励賞については該当者なしという結果になった。

「Mother’s Burden」はバガンの農村部に暮らす、高齢の母親と娘がモデル。社会問題となっている貧しい養育環境を、悲しさと幸福の両面から描いている。

「Silence in Mrauk Oo」は、ヤンゴンから故郷のラカイン州に戻った男性Mrauk Oo氏をモデルにした短編。父親の死について調べ、抗議する男性の実話をもとに、わずか2日半の撮影でつくられた。

最優秀賞の賞金は100万チャット。トロフィーは伝統的なチェコガラスのものが採用されている。

(画像はWathannフィルムフェスティバルのウェブサイトより)


外部リンク

Wathannフィルムフェスティバル
http://www.wathannfilmfestival.com/

Irrawaddy
https://www.irrawaddy.com/

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