2018-09-04 09:00
政治
バングラデシュ・ハシナ首相、難民問題でミャンマーを非難

帰還合意後もプロセスは何も進まず
8月31日、ネパールのカトマンズで行われる第4回BIMSTECサミットにともない、各国の二国間会議が開かれた。ミャンマーのウィンミン大統領とバングラデシュのハシナ首相は、ロヒンギャ難民問題について話し合った。ハシナ首相はこの話し合いの後、2日に行われた記者会見で、ロヒンギャ難民のミャンマー帰還について発言した。
ハシナ首相は、
帰還問題について話し合いをする度に、ミャンマーは帰還の準備ができていると言う。しかし、彼らは何もしていない。(アナドル通信社より)
と述べている。
「イメージダウン、国際社会での立場も崩壊」
昨年12月、両国は難民を帰還させることに合意し、調印している。その後も何度も話し合いを重ねている。しかし、まだそのプロセスはスタートしていない。ハシナ首相は、
話し合いのたびに、ミャンマーは何かについて同意しない。(ダッカ・トリビューンより)
と現状を伝えた。
また、ミャンマー軍が発行した、難民の様子を伝える書籍に虚偽画像が使われていた件についても触れ、
彼らは過ちを犯した。彼らは自分で自分のイメージを落とし、国際社会での立場を壊している。(ダッカ・トリビューンより)
と述べている。
(画像はアナドル通信社より)
外部リンク
アナドル通信社
https://www.aa.com.tr/
ダッカ・トリビューン
https://www.dhakatribune.com/
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