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2018-09-04 10:00

政治

ミャンマー軍が75人の少年兵士を解放

ユニセフ
少年兵士完全廃止へのプロセス 今年はじめての解放
8月31日、国際連合児童基金(ユニセフ)は、ミャンマー軍が75人の少年兵士を解放したことを発表した。

ミャンマーでは何十年にもわたって少年兵士の採用が続けられてきた。これを停止させるプロセスのが徐々に進んでおり、今回、今年初めての少年兵士解放が実施された。

ミャンマー軍が少年兵士の解放をはじめたのは2012年。ユニセフとの協定に署名して以来、現在までに924名の少年兵士を解放した。

民族武装集団でまだ続く少年兵士の採用
軍から解放された後、少年は市民生活に復帰するための社会復帰プログラムを受けなければならない。プログラムは「ミャンマーに平和をもたらす建設的な市民」となり、国に貢献することを目的としている。

国連では、監視組織と政府の協力により、少年が紛争に関わらないよう永続的に監視を続けているが、少年兵士の募集は完全に終わっていない。

専門家によれば、少年は駅や公園など街中で誘拐され、強制的に武装集団に連れて行かれる。徴兵を拒否すれば拘束されることもあるという。

ユニセフは、政府との抗争が続くカチン独立軍やシャン州南部軍などの民族武装集団では、少年兵士の募集が行われているとしている。

(画像はユニセフミャンマーより)


外部リンク

ユニセフミャンマー/プレスリリース
https://www.unicef.org/myanmar/

チャンネル・ニュース・アジア
https://www.channelnewsasia.com/

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