2018-09-08 02:00
社会
DreamTrain男子大学生が「第19回日本語スピーチコンテスト」で敢闘賞を獲得

男子大学生と女子大学生が出場 何度もスピーチの練習を行う
海外・発展途上国に医師・看護師を派遣し、アジアの子どもの命を守る国際医療ボランティア組織である認定NPO法人ジャパンハート(以下、ジャパンハート)は8月31日、運営する児童養護施設DreamTrainの学生が、「第19回日本語スピーチコンテスト」に出場したと報告した。活動レポートの報告は、看護師の太江田裕子氏によるもの。
太江田氏によると、在ミャンマー日本国大使館と、ミャンマー元日本留学生協会が共催する「第19回日本語スピーチコンテスト」に、DreamTrainの男子大学生1人と女子大学生1人が出場したという。
時間がない中、DreamTrainの職員や日本人来客者、DreamTrainの子どもの前でスピーチの練習を行った。そして、男子大学生のHtunHtunNaingさん(20歳)が、ヤンゴン予選を勝ち抜き、本戦出場を果たしたとしている。
みごと敢闘賞を獲得も「マカンブー(良くないよ)」とつぶやく
日本語塾に行かず、日本人ボランティアを中心として日本語を学んだHtunHtunNaingさんとは対象的に、ほかの本戦出場者には日本で就業した経験があったり、留学経験者や大学で日本語を学んだりしている学生が多くいた。ミャンマー大使や、元ヤンゴン大学の日本語教授をはじめ立派な審査員がいる中でも、今まで練習した中で一番すばらしいスピーチを行い、みごと敢闘賞を獲得した。
しかし、「おめでとう!」を伝えたときの返答は「マカンブー(良くないよ)」とつぶやいたとしており、太江田裕子氏は、限界に立ち向かう不屈の精神が、ミャンマーを発展させていくのだと確信。また、翌日には「来年もう一度スピーチコンテストに出ます。」とし、DreamTrain、そしてその学生の可能性には限りがないと感じたとしている。
(画像はジャパンハートより)
外部リンク
ジャパンハート 活動レポート
http://www.japanheart.org/dreamtrain.php
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