2018-09-07 11:00
社会
ヤンゴンで狂犬病による死亡者が発生

今年8ヶ月間に総合病院の患者だけで18名が死亡
ミャンマーで狂犬病による死亡者が発生している。ヤンゴン総合病院の役員が発表した。チーフドクターKhin Theingi Myint氏によると、今年1月から8月の8ヶ月間、狂犬病による死亡者は18名だった。この数字は同病院で治療された患者のみで、全国の病院を合計するとその数はさらに増えるとみられている。
Khin Theingi Myint氏は、
ウイルスに対する薬がないため、狂犬病に感染してしまうと生存率は低い。犬に噛まれた場合は24時間以内に最寄りの病院に行き、注射を受ける必要がある。(ミャンマータイムスより)
と述べている。
この8ヶ月間、犬に噛まれ、同病院で緊急治療を受けた患者は5328名におよぶ。最も被害者が多かったのはダラ地区だった。
被害を受けた人は、同病院で1回目の接種を受けられる。その後は住民の最寄りの医院で2回、3回目の接種を受けることができる。
市による野良犬の排除とペットの予防接種が必要
健康スポーツ省の元ディレクターKhin Maung Lwin氏は、犬の予防接種の必要性を主張する。Khin Maung Lwin氏は、
ヤンゴン市開発委員会が公式に野良犬を排除し、ペットには獣医で予防接種を義務づけるべきだ。(ミャンマータイムスより)
と述べている。
(画像はミャンマータイムスより)
外部リンク
ミャンマータイムス
https://www.mmtimes.com/
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