ミャンマーニュース

ミャンマーで国家機密法違反の罪で7年の実刑判決を受けたロイター通信の記者2人の妻が9月4日、記者会見で夫の無実を主張した。

ロイター通信のワ・ロン（Wa Lone）記者（31）とチョー・ソウ・ウー（Kyaw Soe Oo）記者（28）が判決を受けたのは3日で、記者会見はその翌日となる。

チョー・ソウ・ウー記者の妻Chit Su Win氏は、と述べた上で、と涙を流しながら述べた。

彼らには3歳の娘がいるが、娘は父親が帰ってこない理由をと尋ねるという。

妻は夫が自由になることを信じていたため、実刑判決になったことにショックを受けているが、夫がジャーナリストとしての義務を果たしたことを誇りに思っているという。

ワ・ロン記者の妻Pan Ei Mon氏は、ノーベル平和賞受賞者アウンサンスーチー氏が6月のNHK放送局とのインタビューで、記者の逮捕について“軍の虐待を暴露した”からとは述べず、国家機密法に反したため逮捕されたと述べたことに傷つき、悲しみを感じたことを明らかにした。

ワ・ロン記者の妻は、とスーチー氏について述べた上で、とつけ加えている。

ワ・ロン記者の妻は先月子どもを産んだばかりだが、夫は未だに子どもに会うことを許されていない。

ロイター記者2人は、国連が「民族浄化」と呼ぶミャンマー治安部隊によるイスラム系少数民族ロヒンギャへの虐殺に関して情報収集をしているときに逮捕されている。

（画像はTHE STRAITS TIMESより）

外部リンク

Wives make plea to Aung San Suu Kyi for jailed Myanmar journalists
https://edition.cnn.com/

Wives of Jailed Myanmar Reporters Shocked by Verdicts
https://www.usnews.com/

Wife of jailed Myanmar journalist calls for his release
https://www.straitstimes.com/