2018-09-06 12:00
経済
アルプス技研、ヤンゴンに「アルプス技研高等職業訓練大学校」を開設

農業や介護、技術の専門技術を習得
株式会社アルプス技研は、NPO法人メコン総合研究所に寄付を行い、ヤンゴンに、「アルプス技研高等職業訓練大学校」を開校することになった。アルプス技研は、1990年代からミャンマーに着目し、現地の人材を育成してきた。
開校する「アルプス技研高等職業訓練大学校」では、日本での就業を目指すミャンマーの人々に対し、日本語や専門教育を実施し、農業や介護、技術に関する人材を育成する。
入学者数は60名とし、対象者は、高校卒業以上で30才以下とする。研修期間は、初年度は1年間のコースとなっている。
グローバルエンジニアを養成
アルプス技研は、技術者の派遣事情や技術プロジェクトの受託事業など、開発・設計等の高度技術サービスを提供する企業。そして、製造業の海外進出、グローバル化に伴い、グローバル人材の活用が企業に求められていることから、2005年より10年以上にわたり、300名以上のグローバルエンジニアを育成・正社員採用し、200社以上に高度な技術サービスを提供した。
これまでも、グローバルエンジニア養成のために、現地の理工系大学と提携し、15ヶ月2,000時間などの長期的な育成を実施。技術スキルだけではなく、日本語スキル・人間性・日本企業に対する適性などを習得してきた実績がある。
今回のミャンマーにおける学校開設により、アルプス技研は、高度専門職の輩出により社会貢献を進め、この学校の卒業生を同社で採用することにより、シナジー創出を図る考えを示している。
(画像は株式会社アルプス技研より)
外部リンク
株式会社アルプス技研
http://www.alpsgiken.co.jp/ir/images/pdf/ir20180830_2.pdf
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