2018-08-27 04:45
社会
苦しむロヒンギャ難民の子ども ユニセフが国際社会の支援が急務と呼びかける

ロヒンギャ難民の子どもに学ぶ機会を 現状を報告書にまとめる
世界中の子どもの権利と健康を守るために活動する公益財団法人日本ユニセフ協会(以下、ユニセフ)が、ミャンマーからのロヒンギャ難民の子どもに関して、学ぶ機会がなく絶望と不安の中で暮らしており、国際社会の支援などが急務であると、8月23日に呼びかけた。ロヒンギャ難民がバングラデシュに逃れてきてから、およそ1年が経過し、ユニセフは「危ぶまれる未来:ロヒンギャの子ども世代に希望を築く(原題:Future in the Balance:Building Hope for a Generation of Rohingya Children)」という報告書を発表。
劣悪な環境下で先が見えない暮らしをしており、ユニセフ・バングラデシュ事務所代表エドゥアルド・ ベイグベデル氏も、教育を受けられるように投資するべきだと警鐘を鳴らす。
ロヒンギャ難民の問題解決に向け、ラカイン州北部の状況改善を
同報告書では、ロヒンギャ難民の問題解決に向けて、ラカイン州北部の状況改善をするべきだとし、移動の自由や基本的サービスを受ける権利など、イスラム教徒の基本的人権の承認などが必要だと指摘している。また、ミャンマー政府に対して、ロヒンギャ難民を適切に保護し、自発的かつ安全に帰還できるように、現地の環境を整備するように求めている。
(画像はプレスリリースより)
(C)UNICEF_UN0228997_Chakam
外部リンク
ユニセフのプレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/
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