2018-08-13 14:00
社会
ユニセフと世健公益基金会、ミャンマーの子どもたちの生活改善で協力

8,000人以上の母親と新生児が対象
ユニセフ・ミャンマー(UNICEF Myanmar)は、中国に本拠を置く民間慈善財団「世健公益基金会(Shenzhen World Health Foundation:SWHF)」との新たなパートナーシップを発表した。ユニセフ・ミャンマーによると、SWHFの支援により世界の主要な子ども権利団体であるセーブ・ザ・チルドレン(Save the Children)とユニセフが、6ヶ月間にわたり母乳育児の重要性を強調する主要なソーシャル・マーケティング・キャンペーンを展開するという。
同キャンペーンは保健・スポーツ省(Ministry of Health and Sports)の認可を受け、8月末に8,000人以上の母親と新生児を対象に開始される予定である。
ミャンマーではほぼすべての母親が母乳育児を始めるが、生後6ヶ月未満でその数は半減するため、キャンペーンを通して母乳育児を促進していくという。
児童死亡率と栄養失調率の低下を目指して
SWHFの最高執行責任者であるKevin Hu氏は、「生後1,000日間の介入を成功させることで、ミャンマーは児童死亡率と栄養失調率を低く抑えることができる」(プレスリリースより)
と述べた上で、母乳育児を支援するなどの価値ある取り組みを通じて、「持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals)」の達成を目指すという。「持続可能な開発目標」とは、持続可能な開発のための17のグローバル目標と169の達成基準からなる国連の開発目標である。
SWHFの支援により、ユニセフとそのパートナーは、幼児の栄養と発育に不可欠な領域でプログラムを進め、ミャンマーの子どもの生活を改善していく。
(画像はユニセフ・ミャンマーより)
外部リンク
ユニセフ・ミャンマー
https://www.unicef.org/myanmar/
ユニセフ・ミャンマーのプレスリリース
https://www.unicef.org/myanmar/media
世健公益基金会
http://www.whfsz.org/en/
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