2018-08-07 09:00
政治
ミャンマー政府、自治体と協力して自然災害に備える

沿岸地域の災害防止を目的とする委員会が開催
ミャンマーのミンスエ副大統領が、沿岸地域の自然災害について地方自治体と政府が協力し、準備をすることを述べた。8月3日、副大統領が率いる、沿岸地域の自然災害に関する運営管理中央委員会の会議が、ネピドーで行われた。委員会は2016年11月に設立された。20名のメンバーで構成され、2017年3月に1回目の会議が行われている。
今回は5回目となり、沿岸地域の関連当局との協力が話し合われた。これまでに沿岸地域の安全を守るための対策が24項目実施され、9項目は進行中だ。
漁業、森林など関係部門が協力し、自然資源による防災を目指す
委員会の目標は沿岸地域の持続的な開発だ。実現するためには関係する部門が協力する義務がある。副大統領は、
漁業部門だけに焦点を当てるべきではない。森林部門だけではマングローブの森林を守れない。(ミャンマー情報省より)
と述べている。
沿岸地域の生態系は、人々の理解の欠如や不適切な管理、過剰な開発によって破壊されている。マングローブの森林はサイクロンの暴風を防ぐ役割も持つ。
委員会では、サンゴ礁や海藻、砂浜やマングローブの森林保護などを優先し、自然災害の防止に取り組んでいく。
(画像はプレスリリースより)
外部リンク
ミャンマー情報省
http://www.moi.gov.mm/moi:eng/?q=news/4/08/2018/id-14436
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