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2018-08-10 17:00

社会

ヘンリーバンティオ副大統領、地域密着型観光事業の開発に向けダヌ自治区を視察

ダヌ自治区
人気のある象キャンプ
ヘンリーバンティオ副大統領は、8月5日、ダヌ自治区への視察を行い、「韓国と日本、中国によるビザ緩和で、これからの観光シーズンに、より多くの観光客が訪れることが期待される。」と語った。

国家観光産業発展委員会(CCDNTI)の中央委員会議長である副大統領は、ピンダヤ郡のダヌ自治区で地域密着型観光事業を開発することに向けた要件を検討する前に、より良い観光サービスを提供するのに必要な準備を強調した。

まず、国有企業であるMyanma Timber Enterprise(MTE)が、2018年2月13日に開設した「シャン・ヨマ・レクリエーション・象キャンプ」の視察を行った。

そして、MTEの職員によって示された、象キャンプの要点についての報告や、観光産業の将来の見通し、キャンプ入り口の道路の改善、キャンプの電化、これからの観光シーズンにより多くの観光客を迎える計画などについての報告を聞いた。

これに対し、副大統領は、開設後に短期間で人気が出たキャンプの成功と、オールシーズンの施設へ転換するための努力が必要であると強調した。

900エーカーの象キャンプは、州の収入を獲得する目的のグリーンビジネスであり、象に関わる労働者とその家族のための雇用の機会を創成し、象を保護することで、環境保護活動への国民の関与を深め、国の自然観光を促進する。

様々な施設を視察
それから、副大統領は、Shwe Oo Min洞窟において、過去の時代の仏教徒が作り、自然に形成された場所に置いた、仏像やその他宗教の遺物に寄付を行った。

その後、地域密着型観光事業の目的地となることが期待される、ピンダヤ郡のHsikyain村にある伝統的な食べ物とお土産の展示や、建設中のバンガローを視察した。

さらに、お茶の工場も訪問した。これまで、工場は薪を燃料としていたが、現在はガスと電気を燃料とする無煙の産業となり自然環境を保全しながら、質の高い茶を生産している。

重要な産業となるコーヒー栽培
ユワーガン郡のMyaing村にあるコーヒー農園を訪問した副大統領は、コーヒー栽培者や関係者との会合において、コーヒー栽培を輸出と国内消費に広げるべきだと述べ、技術支援と質の高い努力を約束した。この郷には、7,000エーカー以上のコーヒー農場がある。

その後、Yeu村に到着した副大統領は、コーヒー工場やコーヒー倉庫、コーヒー種乾燥場所で生産プロセスを点検し、また、エコツーリズムのためにバンガローが建てられる村の自然の景色やコーヒー農園を見学した。

1エーカーの植林地にある合計1,200のコーヒー工場は、コーヒー豆を0.25トンまで製造することができ、それは6,500ドルから8,000ドルに相当する。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

Myanmar President office
http://www.president-office.gov.mm/

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