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2018-08-09 10:30

政治

河野外務大臣、ミャンマー訪問で要人らと会談

河野外務大臣
ミャンマーのトップと会談
外遊中の河野太郎外務大臣は8月6日、シンガポールで行われたASEAN関連外相会議を終えてミャンマーを訪問。首都ネピドーで同国の要人らと会談した。

ミャンマー入りした河野外務大臣は、ウィン・ミン(Win Myint)大統領を表敬訪問。西日本豪雨被害に対するお見舞いに感謝するとともに、ミャンマー南部で発生している水害の影響を受けた人々をお見舞いし、要請を受けた水タンクとテントの供与を決定したことを告げた。

河野外務大臣は、その他にも日本政府がさまざまな側面から民主的国造りの支援を継続することを明言したという。

また、ミャンマーの事実上のリーダーであり外務大臣も兼任するアウンサンスーチー(Aung San Suu Kyi)国家最高顧問とも会談。河野外務大臣は、ラカイン州へのロヒンギャ帰還や同州のインフラ整備などにも言及し、日本政府の提案を伝えたという。

なお、両外務大臣は会談後、共同の記者会見を行っている。

ミャンマー要人と率直な意見交換
河野外務大臣は、チョウ・ティン(Kyaw Tin)国際協力大臣、ソー・ウィン(Soe Win)計画財務大臣、ウィン・ミャッ・エー(Win Myat Aye)社会福祉救済復興大臣らと昼食をともにし、ラカイン州情勢等について率直な意見交換を行った。

また、ミン・アウン・フライン(Min Aung Hlaing)国軍司令官とも会談。ラカイン州の問題や停戦合意、防衛交流などについて話し合ったという。

さらに、チョウ・ティン・スエ(Kyaw Tint Swe)国家最高顧問府大臣を訪問し、スーチー国家最高顧問との話し合いの内容を共有した上で、独立調査団や避難民帰還の再定住環境の整備などについて率直な意見交換を行った。

わずか1日という滞在であったが、河野外務大臣はミャンマーの要人と積極的に会談し、親交を深めている。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

外務省
https://www.mofa.go.jp/

外務省のプレスリリース
https://www.mofa.go.jp/mofaj/

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