2018-08-08 15:45
社会
AAR Japanが障がいのある人の自立を支援 職業訓練校について駐在員が紹介

障がい者のための職業訓練校 卒業生はおよそ1700人に
日本で生まれた政治・宗教・思想に偏らない国際NGOのAAR Japan(特定非営利活動法人 難民を助ける会)が、ミャンマーにある障がい者のための職業訓練校について8月1日、駐在員である大城洋作氏が紹介している。同NGOは2000年からヤンゴンにおいて、障がい者のために職業訓練校の運営を開始。これまでの卒業生はおよそ1,700人になり、2017年に卒業した146人の就労率は92%にもなった。
AAR Japanは、就労支援の専従職員を配置しているほか、企業に訪問し、障がい者についての理解を深めてもらう活動も行っている。
ミャンマーの大手銀行が理解を示す 訓練校の卒業生を受け入れる
こうした活動に理解を示し、同訓練校の卒業生を受け入れる企業も増加。ミャンマーの大手銀行であるミャンマーエーペックス銀行では、卒業生12人がコールセンターで働く。大城洋作氏は、7月9日にコールセンターを訪問し、卒業生が困難を乗り越え、前向きに仕事に取り組んでいる姿などを目の当たりにした。
また、AAR Japanは今年中に政府・NGO・企業を対象として、障がい者の雇用促進に関するシンポジウムを開催する予定で、今後も障がい者の支援を進めていくとしている。
(画像はプレスリリースより)
外部リンク
AAR Japan プレスリリース
http://www.aarjapan.gr.jp/
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