2018-08-11 06:30
社会
ボランティアと手縫いガーゼがワッチェ慈善病院をサポート

ミャンマーガーゼから生まれる手縫いガーゼ 優れた吸収性など
海外・発展途上国に医師・看護師を派遣し、アジアの子どもの命を守る国際医療ボランティア組織である認定NPO法人ジャパンハート(以下、ジャパンハート)が、医療活動を行うワッチェ慈善病院で使用されている手縫いガーゼについて、8月8日に発表した。 ミャンマーにおいても医療活動を行う上で、医療材料は必要不可欠であり、ガーゼは大量に使用される。しかしながら、日本製のガーゼは比較的高価なものが多いため、ふんだんに使用できないという難点がある。
そこで、同病院では、ミャンマーガーゼを裁断し、手のひらほどの大きさに折りたたみ、端を縫い合わせた手縫いガーゼを使用。丈夫で厚みがあり、優れた吸収性があるため、重宝されている。
重度の熱傷を負った少年の手術にも 多くのボランティアが支える
首に重度の熱傷を負ったメッソーナン君(16歳)の手術では、首の皮膚を切って、代わりに足から皮膚を移植。皮膚にガーゼを縫い付けてしっかりと固定するため、多くの手縫いガーゼが使用された。医療現場で使われるこのガーゼは、ヤンゴン在住の日本人ボランティアが作っており、ジャパンハートは、このような支援があるからこそ、医療が届けられているとしている。
(画像はジャパンハート ホームページより)
外部リンク
ジャパンハート プレスリリース
http://www.japanheart.org/
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