ミャンマーニュース

複数の報道によると、ミャンマー北部のカチン州パカント郡区（Hpakant township）の鉱山で地滑りが発生し、少なくとも27人が行方不明になっているという。

地滑りが発生したのは7月24日だが、警察当局は翌25日、激しい雨により捜索活動が難航していることを明らかにした。

地元警察は25日の時点で、と述べている。

地滑りによる土砂に埋もれている人の数は不明だが、一部の住人によると、40人ほどの人がいたという。

ミャンマーは現在、雨季のピークを迎えており、鉱山に積み上げられた土砂も水気を多く含み、地面は安定してない状態で非常に危険だという。

また、倒壊した土砂は深さがあり、重機がなければ捜索ができないという。

この地域では7月14日に地滑りが起きたばかりで、22人が死亡、63人が負傷、4人が行方不明になっている。また、5月にもパカント郡区の他の鉱山で地滑りが発生し、少なくても14人が死亡した。

2015年11月には200フィートの土砂が崩壊し、少なくとも115人が死亡している。

この事故は改革の要請を促すこととなり、2016年8月、天然資源・環境保全省（Natural Resources and Environmental Conservation Minister）のオン・ウィン（Ohn Win）大臣は、政府が鉱業許可の更新や不法移住労働者の鉱山への出入りを統制し、鉱物の回収を止めさせるとの発言をしている。

しかし、収益性の高いセクターでは規制がほとんどなく、監視も厳しくないという。

（画像はmizzimaより）

外部リンク

At Least 27 Missing, Feared Dead, in Myanmar Jade Mine Landslide
https://www.rfa.org/

At least 27 feared dead in Myanmar jade mine landslide
http://www.mizzima.com/

At least 27 people feared dead in jade mine landslide
https://www.mmtimes.com/