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2018-07-28 05:45

社会

ミャンマー人を含めた4人に、コバルトリッチクラストの調査に関する研修を実施

コバルトリッチクラスト探査研修
海洋鉱物資源に関する調査技術を移転 国際海底機構と関係強化
経済産業大臣を主務大臣とする独立行政法人のJOGMEC(石油天然ガス・金属鉱物資源機構)が、国際海底機構から選出されたミャンマー人を含む4人に対し、47日間にもわたるコバルトリッチクラスト探査研修を実施したと、7月26日のプレスリリースで発表した。

JOGMECは、国際海底機構との関係強化及び、開発途上国の技術者に対し、日本の海洋鉱物資源の調査技術移転を目的として、国際海底機構研修員に5月7日から6月22日にかけて、コバルトリッチクラスト探査研修を実施。

2014年1月27日にJOGMECと、国際海底機構との間で締結したコバルトリッチクラスト探査契約に基づいて行われたもので、海洋鉱物資源開発を促進していく効果が期待されている。

研修成果についてプレゼン ミャンマーの研修員が代表して総括も
今回の研修では、海洋資源調査船「白嶺」を用いておよそ30日間、海洋・陸上の鉱物資源に関する講義、設備見学、ボーリングコア処理実習などを実施。その後2週間は、高知大学海洋コア総合研究センター、鳥形山鉱山、国立研究開発法人海洋研究開発機構(JAMSTEC)などを訪問し、日本の海洋科学調査、国内鉱山の操業について学ぶ、陸上研修を行った。

また、6月21日の研修成果報告会では、各研修員が研修成果についてプレゼンを行ったあと、修了証書が授与された。ミャンマーの研修員であるSoe Moe Aung博士が研修員を代表して、研修で得られた技術・知識の活用などに関し、期待を述べ、総括を行ったとしている。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

JOGMEC プレスリリース
http://www.jogmec.go.jp

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