ミャンマーニュース

ミャンマー政府は7月30日、モンスーンの洪水により、少なくても11人が死亡し、約12万人が避難していることを発表した。

先週から続く豪雨が同国南部、東部、中央部を襲い、高速道路や橋が破壊され、被害は広大なエリアに拡大しているという。

シャン州北部では60メートルのコンクリート橋の一部が豪雨により流され、カイン州中心部の水田や道路は大きな被害を受けたと報道されている。

国家自然災害管理部（National Natural Disaster Management Department）の役人は、と状況を明らかにした。

また、ほかの役人によると、エーヤワディ地方域、ザガイン地方域、首都ネピドーでも洪水が起きているという。

なお、死亡者11人には、救援活動を支援する3人の兵士も含まれている。

バゴー地方域では7万人が150の避難所へ、カイン州では2万5,000人が67の避難所へ、モン州では1万5,000人が50の避難所へ、タニンダーリ地方域では6,000人が11の避難所へ移動している。

救援隊により食糧や水などの物資が避難所へ届けられているが、川が氾濫したことで孤立している人々もいるという。

洪水が長引けば、これら孤立している人々の安否も心配される。

ミャンマー赤十字社は救援のためスタッフを派遣し、国連は「大きな懸念」を示すとともに、救援物資の準備を進めているという。

（画像はRadio Free Asiaより）

外部リンク

Widespread Flooding Across Myanmar Kills 11, leaves 119,000 homeless
https://www.rfa.org/

Myanmar floods force 100,000 to flee homes
https://www.sbs.com.au/

Myanmar floods force more than 100,000 to flee homes
https://www.reuters.com/