2018-08-01 01:45
社会
モンスーン期で依然として洪水や土砂災害の発生の恐れ

ユニセフが警鐘を鳴らす 10万人以上の子どもが危険に
世界中の子どもの権利と健康を守るために活動する公益財団法人日本ユニセフ協会(以下、ユニセフ)が、ロヒンギャ難民キャンプでは依然として豪雨が降ることもあり、洪水や土砂災害の発生の恐れがあると、7月30日のプレスリリースで警鐘を鳴らしている。バングラデシュ南東部コックスバザールにあるロヒンギャ難民キャンプでは、ミャンマーから逃れてきた多くの難民が暮らす。現地はモンスーン期に入っており、24時間の降水量が463ミリにも達した先週前半は、5人もの子どもが犠牲になった。
同協会は、今後も豪雨によって洪水や土砂災害の発生の恐れがあり、10万人以上の子どもが危険な環境で暮らしていると指摘した。
被害を最小限に抑える活動も 移動先の土地不足が問題に
こういった自然災害のリスクが高いエリアに暮らす難民3万6,000人を、人道支援機関が安全な場所へ移動させたり、ユニセフとパートナー団体が「学習センター」といった施設に防水シートなどを提供したりと、被害を最小限に抑える活動も展開されている。しかしながら、ロヒンギャ難民の数が多いことから、移動先の土地が不足するなど、深刻な問題も発生している。
(画像はプレスリリースより)
(C)UNICEF_UN0218212_Modola
外部リンク
ユニセフのプレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp
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