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2018-07-31 02:00

旅行

日本のパスポート保持者、「到着ビザ」でミャンマーへの入国が可能に

到着ビザ
日本と韓国のパスポート保持者は無料
ミャンマー政府は、日本、韓国、中国のパスポート保持者に対するビザの前提条件を緩和する計画を発表した。

ホテル・観光省(Hotel and Tourism Ministry)によると、日本、韓国、中国のパスポートを有するものは、観光目的でミャンマーを訪問した際、到着した時点で申請できる「到着ビザ(Visa on Arrival:VOA)」での入国を認めるという。

これは10月1日より1年間の試用期間で導入され、日本と韓国のパスポート保持者の到着ビザは無料、中国のパスポート保持者は手数料として50米ドルを支払わなければならない。

また、日本、韓国、中国のパスポート保持者は、空港で滞在費用として1,000米ドルを提示する必要があるという。

しかし、ミャンマー観光連盟のKhin Aung Tun副会長は、
「無料ビザについては歓迎されるだろうが、今はみんながクレジットカードを保持しているので、1,000米ドルの提示はするべきではない。家族4人で訪れたら、それぞれが1,000米ドルずつ持って来ることはないだろう。調整する必要がある」(INQUIRER.NETより)
と述べている。

日韓からの観光客誘致に注力
中国のパスポート保持者はヤンゴン(Yangon)、マンダレー(Mandalay)、ネピドー(Naypyitaw)の国際空港で到着ビザを取得できる。

また、日本と韓国のパスポート保持者はこれらの国際空港に加え、タイとの国境ポイントであるタチレク(Tachileik)、ミャワディ(Myawaddy)、コータウン(Kawthaung)、ティーキー(Htee Khee)でも到着ビザが取得可能だという。

3つの国のパスポート保持者が取得できる観光ビザは、個人やパッケージツアーのメンバーに適用され、28日間ミャンマーに滞在できる。

ほとんどの国の観光客は事前にeビザを申請し、50米ドルのビザ代を支払う必要があり、ビザを受けるまでに最低3営業日ほど待たなければならない。

ミャンマーへの観光客は年々減少しており、特にラカイン州で発生したロヒンギャ危機の後は、西側諸国からの観光客が減少しているという。

ミャンマー政府は、外交関係が良好な日韓両国からの観光客誘致に注力する方針を示したといえるだろう。

(画像はThe Irrawaddyより)


外部リンク

Chinese, Japanese, S. Koreans to Get Visas on Arrival from October
https://www.irrawaddy.com/

Myanmar to allow visa-free entry for tourists from Japan, South Korea
http://newsinfo.inquirer.net/

Myanmar woos North Asian tourists with relaxed visa criteria
https://www.ttgasia.com/

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