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2018-08-03 19:00

経済

ミャンマー・ティラワ経済特区、投資の80%以上が製造業

ティラワ
製造業の投資は74社11億8,000万米ドル
ミャンマー最大の商業都市ヤンゴン郊外にあるティラワ経済特区(Thilawa Special Economic Zone)に、今年4月1日から7月26日にかけて、製造業を手がけるシンガポールと日本の企業4社が参入し、総投資額が1億7,100万米ドルに達したという。

日本が官民をあげて推進するティラワ経済特区には、2014年~2015年の会計年度以降、合計97社が参入し、投資額は14億9,000万米ドルと推定されている。

同経済特区の投資総額の80.13%を製造業が占め、その額は74社で11億8,000万米ドルに上るという。

貿易部門の投資額は1億1,100万米ドルで、サービス部門が8,200万米ドル、運輸・物流部門が7,300万米ドル、不動産部門が3,000万米ドル、ホテル部門が1,200万米ドルと続く。

ビジネスをリードするティラワ経済特区
国別の投資額は5億9,800万米ドルのシンガポールがトップで、4億4,100万米ドルの日本、1億7,000万米ドルのタイの順になる。

この他、韓国、香港、英国、アラブ首長国連邦、マレーシア、オーストリア、台湾、パナマ、中国、ブルネイ、ベトナム、オーストラリア、オランダの企業も投資している。

また、ミャンマーの企業も3社投資しているという。

現在、ミャンマーにはティラワの他、チャウピュー(Kyaukpyu)とダウェイ(Dawei)にも経済特区があるが、3つの経済特区のうち、インフラがより整備されているティラワが最も繁栄しており、ビジネスをリードしている。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

ミャンマー情報省のプレスリリース
http://www.moi.gov.mm/moi:eng/

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