2018-07-23 03:00
社会
フィリッポ・グランディ国連難民高等弁務官、ロヒンギャ難民キャンプを視察

ミャンマーから逃れて来月で1年 学習センターや病院などを視察
ミャンマーからバングラデシュに多くのロヒンギャ難民が逃れて、来月で1年を迎える前に、フィリッポ・グランディ国連難民高等弁務官が、難民キャンプを視察。国連難民高等弁務官事務所(以下、UNHCR)が、その様子を7月20日に明らかにした。フィリッポ・グランディ国連難民高等弁務官は、7月初旬にコックスバザールを訪問し、ロヒンギャ難民キャンプにある学習センターや、サダル・ホスピタルなどを視察。同病院では、病床数をはるかに超える人が入院している。
ロヒンギャ難民やバングラデシュ人でも、医師にとっては「患者」であることに変わりはなく、人を救うために、より多くの資金が必要だという声が上がった。
「教育」の改善も必要 教員や子どもから直接話を聞く
ロヒンギャ難民の半数以上は子どもとされており、「教育」の改善も必要だとされている。学習センターでは、同弁務官が教員や子どもから直接話を聞き、子ども時代の貴重な時間を守るため、適切なカリキュラムの構築に向け、改めて意志を固めていた。フィリッポ・グランディ国連難民高等弁務官が現地入りする前には、世界銀行グループによっておよそ5億米ドルの資金提供が発表されている。
(画像はプレスリリースより)
(C)UNHCR/Adam Dean
外部リンク
UNHCR プレスリリース
http://www.unhcr.org/
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