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2018-07-22 21:00

社会

アウンサンスーチー国家顧問、博物館として保存されているUBS Mayuを訪問

アウンサンスーチー
イギリス海軍からミャンマー側へ委譲
アウンサンスーチー国家顧問は、7月18日、Thanlyin Naval駅で船の博物館として保存されている護衛艦UBS Mayuを訪問した。

アウンサンスーチー氏は、Thanlyin Naval駅の事務所において、Htay Naing少将から、UBS Mayuの歴史についての説明を受けた。そして、イギリスを代表して、UBS Mayuをビルマ王立海軍ボランティア保護区に移したMitchell司令官や、ボージョー・アウンサン将軍が儀仗兵を点検し、ミャンマーのための船の移転を受け入れた式典などの記録ビデオ映像を見た。

その後、アウンサンスーチー氏は、大統領府のU Min Thu副大臣、Htay Naing少将、その他の関係者とともに、軍艦を見学しゲストブックに署名し、Htay Naing少将から、父であるボージョー・アウンサン将軍の写真とお土産を贈られた。そして、UBS Mayuの前で記念撮影を行った。

独立時の戦闘などに活躍
UBS Mayuは、全長300フィート7.75インチ、幅37フィート9.25インチのリバー級護衛艦であり、全負荷で14フィート4インチのドラフトと、全負荷で1,614.91トンの排水量を有している。

以前はHMS Falという名称であり、1943年7月15日に、スカウト船の第38師団の一員として、イギリス海軍から任命された。その後、HMS Falは、1947年5月25日の式典で、イギリス海軍からビルマ王立海軍ボランティア保護区に移され、委譲後は、Khin Maung Bo中尉が司令官となった。

そして、ラカイン州Mayuにおいてミャンマー海軍が同盟軍を厳しい戦闘に参加した後、同艦はMayuに改称され、UBS Mayuは、ミャンマーが1948年に独立した際にミャンマー軍側で様々な戦いを行った。

例えば、インセインの占領、Thanlyin-KyaitKhaukの戦い、1948年のパテインの占領、1949年のチャウピューの占領、1950年のモーラミャインの占領において、最前線で戦い、40年間にわたって軍事作戦に使用され、ミャンマーの領海と沿岸を保護した。

その後、船の状態が悪化したため、1979年8月2日の第262回防衛省会議において、UBS Mayuを退役させる決定が下された。そして、独立の歴史に関係したUBS Mayuは、Thanlyin Naval駅において船の博物館として保存されている。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

ミャンマー情報省
http://www.moi.gov.mm/moi:eng/?q=news/19/07/2018/id-14271

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