2018-07-24 20:00
社会
視覚障がい者が働きやすくなる社会を 社会福祉省役人が日本を訪問

ソフトバンク社などを訪問 日本の障がい者雇用の状況を学ぶ
海外・発展途上国に医師・看護師を派遣し、アジアの子どもの命を守る国際医療ボランティア組織である認定NPO法人ジャパンハートは7月21日、ミャンマー社会福祉省役人が日本を訪問したと発表した。ジャパンハートは、ミャンマーの視覚障がい者が働きやすくなるルールの構築に向け、ミャンマー政府・社会福祉救済復興省と協力し、委員会を設立。その委員会が日本の障がい者雇用の状況を学ぶため、日本企業を訪問した。
委員会メンバーとして、ミャンマーの社会福祉救済復興省からDirector General(日本で言うと事務次官)、Director2人が、ソフトバンク社や国立リハビリテーションセンター、JAL サンライト社、リクルート社、そして筑波大学付属盲学校を訪問した。また、ミャンマー大使への表敬訪問も行っている。
企業理療師として視覚障がい者を雇用
ソフトバンク社やリクルート社では、障がい者を企業理療師として雇用している事例を、JAL サンライト社では、障がいを持つ従業員のために補助装置を導入し、経理や航空券の予約受理業務を行うなど、様々な事例を見学した。日本では、民間企業が障がい者の雇用率を2.2%にしなければならないルールがあり、障がい者に対する教育環境も整っている。教育社会福祉救済復興省の役人にとって今回の日本訪問は、しっかりとしたルールづくりの重要性を確認する機会になったようだ。
(画像はジャパンハート ホームページより)
外部リンク
ジャパンハート プレスリリース
http://www.japanheart.org/myanmar/report/post-69.php
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