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2018-07-25 20:00

社会

平和ファシリテーター研修のための意見交換会が開催され、スカウトたちが参加

スカウト
スカウトは平和の外交官
平和ファシリテーター研修のための意見交換会が、ネピドーで7月21日から開催された。

ミャンマースカウト連合(MSF)と、世界スカウト機構(WOSM)のアジア太平洋スカウト地域により共同主催されたこの研修は、国際親善を促進することと青少年の間で求められ共有できる価値についての講演会であり、自然や紛争の性質と理解、平和構築のための対話の開催、交渉の透明性、平和構築のための交渉など、幅広い議題をカバーしている。

研修の開会式は、ネピドーにおける主要なスポーツ研修センターであるゴールドキャンプのモーラミャインホールで開かれた。

WOSMのPeter Bletch教授は、開会式で挨拶し、「この研修は、世界平和のプロセスについての知識を促進し、個人の価値と知識を広め、建設的な意見交換を通して、信条や人種、性別、世代に関わらず、人類への尊敬を築くものである。また、宗教や文化、世代、性別についての多くの話し合いを増やしていくことにより、世界平和とより良い世界のための基本的な価値を推進することを目的としている。」と述べた。

また、MSFの会長であるTin Nyo博士は、次のように語った。
「我々は、多様な言語や文化、状況の中で、平和を築くためにこの研修を開催しています。研修では、専門家がアジア太平洋地域から来たスカウトに講習を行います。18才から26才までの若者は、平和プロセスにおいて平和の調停者と手を組むこととなり、スカウトは、平和の外交官として行動することができます。」(プレスリリースより引用)

そして、研修生が、平和に関する意見交換を通して、彼らの知識を提供することによって国を助けることができると信じている、と付け加えた。

アジアで初となる研修
開会式では、アジア太平洋スカウト地域担当ディレクターであるJ. Rizal C. Pangilinan氏も、世界平和プロセスにおけるWOSMの関わりについて語った。

さらに、MSFのチーフインストラクターであるAnnas Alabbadi氏とTin Nyo博士が、研修の目的は、意見交換会の希望と声明や、ルールと原則の導入、全国的かつアジア太平洋地域レベルの会談であるとし、それはアジアで初となるものであると説明した。

この研修のは、51人の研修生と、アジア太平洋地域から16人のスカウト、ミャンマーから25人、スカウト愛好家から10人が参加している。

平和ファシリテーター研修の意見交換会は、7月25日まで4日間行われた。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

ミャンマー情報省
http://www.moi.gov.mm/23/07/2018/id-14306

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