2019-04-19 23:15
社会
ミャンマー国軍、武装勢力AAの訓練場とキャンプを占拠

AAの部隊は逃避
ミャンマー国軍は、同軍の部隊が武装勢力であるアラカン軍(AA)の訓練場とキャンプを占拠し、弾丸などを押収したことを声明で発表した。声明によると、ミャンマー・ラカイン州ムラウク・ユー郡区(MraukU Township)の住民が、AAによる絶え間ない脅威と攻撃にさらされていることから、近くの尾根にあるAAの訓練場とキャンプの場所を国軍に報告し、助けを求めたという。
国軍は情報に基づきPanmyaung村近くの尾根を捜索し、3月19日にAAに対して武装作戦を開始。その後、両軍の間で20回ほど戦闘が繰り広げられた。
しかし、国軍が4月13日の午後にAAの一時的な訓練所とキャンプを占拠したことで終結。そこに駐留していたAAの部隊は南西と北西の方向に逃げることを強いられたという。
爆薬筒、弾丸、手榴弾などを押収
4月12日午後には別の事件で、治安部隊がムラウク・ユー郡区の村で爆薬筒3つ、弾丸203発分を押収。また、Ko La Pyaeという人物の家の敷地内でも関連する物品を発見した。さらに、治安部隊は14日正午、Ko La Pyae氏の兄Maung Oo氏の家でも手榴弾10個を発見している。
国軍最高司令官事務所によると、国軍の部隊は周辺地域での治安活動を継続しているという。
(画像はプレスリリースより)
外部リンク
ミャンマー情報省
http://www.moi.gov.mm/
ミャンマー情報省のプレスリリース
http://www.moi.gov.mm/news/
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