2019-04-23 12:00
政治
新年の恩赦で外国人含む9500人以上が釈放

ピューリッツァー賞受賞のロイター記者2人は釈放されず
4月16日、ミャンマーでは9500人以上の囚人が、恩赦により解放された。ウィン・ミン大統領が、仏教の新年にあたり人道的な理由で釈放すると発表した。大統領によると、解放される囚人のうち16人は外国人受刑者、国内の受刑者は9535人。その中に、政治犯として勾留されているロイターの記者2人は含まれていない。
ロイターのWa Lone氏とKyaw Soe Oo氏は、ミャンマー軍がロヒンギャ族への暴力に関わっていることを記事にして、7年の刑を宣告された。2人は今月14日、アメリカの報道賞「ピューリッツァー賞」を受賞している。
ジャーナリストの高速は民主主義を否定
ミャンマーでは国民の祝日などを機会に、定期的に過密している刑務所から囚人を釈放している。ヤンゴンのインセイン刑務所の前には、釈放を待つ家族が大勢集まっていた。囚人が外へ出ると大きな歓声が上がった。今回、ジャーナリストが恩赦を受けなかったことで、人権団体などから抗議の声が上がっている。インセイン刑務所からこの情報を得た政治犯支援協会のBo Kyi氏は、
ジャーナリストを拘束するべきではない。この決定は、ダイレクトに民主主義に反している。(Mizzimaより)
と訴えている。
(画像はMizzimaより)
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Mizzima
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