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2019-04-07 02:00

経済

マンダレー地方政府、未開発の土地の使用許可と投資誘致へ

マンダレー
農業や畜産で雇用機会を創成
マンダレーで行われた国際見本市とビジネスフォーラムにおいて、マンダレー地方政府のZaw Myint Maung首相は、現在、投資家は、マンダレー地域にある60万エーカー以上の休閑地と未開発の土地、150万エーカーの森林地帯において、農業や畜産、観光、森林植林などの事業に対する投資を申し込みことができる、と言及した。

そして、次のように説明した。
「こうした事業には手順があるため、我々はプロセスを円滑にするための準備をする必要がある。土地を農地や家畜の飼育場所に変えることで、地元の人々のための雇用機会を生み出すことができる。耕作地がないから農業を行うことができないと考えるビジネスマンは、このような土地での農業や家畜の飼育に投資することができる。我々は、森林地帯でも事業を行う方法があることをビジネスマンに知らせたい。」(プレスリリースより引用)

マンダレー地方域には、マンダレー県やピン・ウー・ルウィン県、ヤメテン県、ミンヂャン県などに、62万7,140エーカーの休閑地と未開発の土地がある。また、159万7,520エーカーの森林保護区も保有している。

国内外の投資家が多額の投資
マンダレー地方政府は、30年間、5,000エーカーの土地に多年生作物と工業用作物を、農業部門の3,000エーカーの土地に果樹を栽培することを許可する予定である。そして、投資家は、事業が75%完了した時に追加の補助金を申請することができる。

また、政府は、家畜部門で、牛の飼育に2,000エーカー、水産養殖に1,000エーカー、山羊の飼育に500エーカー、鶏、豚、アヒル、およびウズラの飼育に300エーカーを提供する。

さらに、民間起業家は、森林農園を設立することができ、森林地帯にエコツーリズムサイトを設立することができる。

2017-2018年度と2018-2019年度の間、マンダレー地域において、ミャンマーの投資家14人が380億チャットの資本を持ち込み、中国、タイ、韓国などの外国人投資家7人が2,000万ドルを投資した。

(画像はミャンマー情報省より)


外部リンク

ミャンマー情報省
http://www.moi.gov.mm/moi:eng/?q=news/4/04/2019/id-17230

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