2019-04-12 05:00
社会
天然資源・環境保全大臣、タチレクの大気汚染状況を調査

野焼きのシーズンに大気汚染が悪化
4月7日、天然資源・環境保全省のオン・ウィン大臣は、農業の残存物の焼却や森林火災に起因する、タチレクの大気汚染状況を調査した。ミャンマーの国境にあるタチレクと、タイのメーサーイは、野焼きのシーズンが始まると汚染に直面するが、今年の煙のレベルは、昨年より悪くなっている。
国境を越えて広がる煙を削減するために取られた方策についての地方自治体からの報告を聞いた後、オン・ウィン大臣は、2018-2019年度における国境の町の大気汚染レベルを図るために、恒久的な機械を設置することを約束した。
また、汚染された大気に水を噴霧するために機械を使用することも約束した。
加えて、オン・ウィン大臣は、次の植え付けシーズンに備えて、以前の収穫から残ったワラや茎を燃焼することにより引き起こされる汚染について農民に指導するための努力をする必要性を強調した。
危険レベルから現在は低減
環境保全局によると、タチレクの大気の質は、国境地域での農業廃棄物の燃焼により、3月15日から悪化していた。大気汚染指数は3月16日と17日に危険レベルを超えたが、その後緩和された。3月31日になると状況はさらに悪化して、大気汚染指数は、危険レベルの300をはるかに上回る502に達した。そして、4月の第1週に減少し、環境保全局によると大気中の有害化学物質のレベルは非常に低くなった。
オン・ウィン大臣は地方自治体との会合を行い、その後、機械を使用して大気汚染レベルを計測している地域や、Shan Yoma Groundsの避難所を訪問した。
(画像はプレスリリースより)
外部リンク
ミャンマー情報省 プレスリリース
http://www.moi.gov.mm/8/04/2019/id-17290
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