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2019-04-02 14:00

社会

MSD、ジョイセフによるミャンマーでの妊産婦保健プロジェクトを支援

MSD
日本のNGO選出は初めて
100年以上にわたりバイオ医薬品のグローバルリーダー企業として活躍するMSD株式会社(以下「MSD」)は3月29日、日本の公益財団法人ジョイセフ(以下「ジョイセフ」)がミャンマーで実施する妊産婦保健改善に向けた3カ年プロジェクト「家族計画・妊産婦保健サービス利用促進プロジェクト~社会・文化的バリアを越えて~」に約1億500万円を拠出することを発表した。

これはMSDが行うグローバルNGO支援プログラム「MSD for Mothers」にジョイセフが選出されたからだ。日本のNGOが同プロジェクトに選出されたのは今回が初めてである。

「MSD for Mothers」は、2015年9月に国連が採択した「持続可能な開発目標」で提唱された「2030年までに世界の妊産婦死亡率を出生10万あたり70未満に減らすことを目指す」というグローバルな課題解決に向けた取り組みを支援している。

ジョイセフがミャンマーで展開する3カ年プロジェクトは、2019年3月から2022年3月まで実施される予定で、同国保健スポーツ省公衆衛生局などと連携するという。

MSDとジョイセフについて
MSDは、140カ国以上で事業を展開する世界的な製薬企業メルク・アンド・カンパニー(Merck & Co., Inc., Kenilworth, N.J., U.S.A.)が、米国とカナダ以外で事業を行う際に使用する名称だ。

同社は、医療用医薬品、ワクチン、バイオ医薬品などの提供だけでなく、さまざまなプログラムやパートナーシップを通じて、医療へのアクセスを推進している。

ジョイセフは、戦後の日本が実践してきた家族計画・母子保健分野での経験やノウハウを途上国に移転してほしいという国際的な要望を受けて設立。国連や国際機関、現地政府機関、NGOだけでなく、地域住民と連携しながら世界36カ国で活動しているという。

ミャンマーでのプロジェクトにより、同国の妊産婦保健が改善されることが期待される。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

MSD
http://www.msd.co.jp/

MSDのプレスリリース
http://www.msd.co.jp/news/

ジョイセフ
https://www.joicfp.or.jp/

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