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2019-03-31 17:00

社会

灌漑用水の管理などを話し合う合同灌漑管理会議が開催

灌漑
あらゆる種類の作物を栽培へ
3月28日、ネピドーのパークロイヤルホテルで合同灌漑管理会議が開催され、農業・畜産・灌漑省のアウン・トゥ大臣が参加した。

会議において、大臣は、ミャンマーが、稲作からあらゆる種類の作物の栽培へ移行するためには、農業用水の配分システムの開発と拡張が重要な役割を果たすと述べた。

灌漑ネットワークの拡大には、熱心な協力と農民の参加が必要であり、灌漑システムのさらなる開発のために、灌漑用水の利用に関する法律や規則、手順に従うように求められている。

農業開発戦略の一環
農業・畜産・灌漑省は、これまでに農業開発戦略を策定している。それには、灌漑システムと灌漑用水管理の開発、灌漑作業の効果的な利用、基礎的なインフラストラクチャーの維持と再建、洪水や浸水の削減、堤防やダムの維持により塩水浸入の防止を優先すること、などがある。

そして、バゴー地域西部にあるサウスナウィンダム、ノースナウィンダム、Wegyiダム、タウンニョウダムの灌漑システムの改修と、Thapanseikダムの灌漑システムの改修が、JICAの協力によって実行されている。

さらに、基礎的なインフラストラクチャーの維持管理が成果を収めたことから、灌漑用水使用管理部の職員や国内外の専門家、開発パートナー機関、プロジェクト地域の水道管理グループ間の協力により、灌漑用水の共有化に向けた作業、現在の灌漑システムの拡張作業が実施される予定である。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

ミャンマー情報省
http://www.moi.gov.mm/moi:eng/?q=news/29/03/2019/id-17170

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