2019-04-04 22:00
経済
ミャンマーでカジノが合法化へ

新ギャンブル法に従い、外国人観光客向けに運営を許可
昨年制定されたギャンブルに関する法律に従って、5月より、ミャンマーでカジノが合法的に運営されることになる。現在、東南アジアではミャンマーとタイだけがカジノを運営していない。既存のギャンブル法は1986年に定められていたものだが、2017年、ホテル観光省から、外国人観光客を対象にカジノの運営を許可するようリクエストがあった。外国人観光客がカジノがないことを理由に近隣の国を選ぶ、という意見もある。
これを受け、内務省では観光業と税収の向上を目的に、新しいギャンブル法を制定した。
しかし、国境エリアでは正式な許可を受けずに、カジノを違法運営している地域もある。運営上の安全も保障されず、犯罪が発生する可能性も高くなっている。これらの地域では新しい法律を歓迎し、税収にも期待している。
国民は運営と雇用のみ許可 利用は禁止
法律が施行されると、ヤンゴンやマンダレーのホテルでカジノの営業が始まる。ただし、カジノを楽しめるのは外国人だけで、パスポートや身分証明書の提示が必要となる。ミャンマー国民はカジノの運営や雇用は許可されるが、国民の利用を許した場合は営業停止処分となってしまう。
(画像はミャンマータイムズより)
外部リンク
ミャンマータイムズ
https://www.mmtimes.com/
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