2019-03-16 19:00
経済
ドイツの食品卸売「METRO」がミャンマー進出

ティラワ経済特区の倉庫内で仮想店舗
ドイツ・デュッセルドルフを拠点とする食品卸売業者METROが、ミャンマーで事業を展開する。3月8日のプレスリリースによると、新規参入したMETROは、ヤンゴン近郊のティラワ経済特区にある倉庫内に建てられた。
敷地は5800㎡。近代的な物流システムと、品質を維持し、加工、梱包までの設備が整っている。効率的なデジタルオーダーシステムが採用され、現地の飲食店などを対象に配達サービスを行う。
従業員と現地食品業者に品質管理のためのトレーニングを実施
倉庫には食品とその他合わせて2000点の商品がそろう。顧客はメトロのウェブサイトからアプリを利用して注文ができる。配達は最先端の温度コントロールシステムが導入されたトラックが使用される。新しい事業の開始にあたり雇用されたのは150人以上。そのうち90%は現地採用だという。従業員は食品の安全生や衛生に関するトレーニングを受け、世界水準の品質保持が守られる。
従業員教育に併せて、現地の農家や食品小売業者へ、食品生産と管理に関する知識を伝えた。この数ヶ月間の間に、魚や鶏を扱う業者、玉ねぎ、ジャガイモ、ニンニク、トマトを専門とする農家などにトレーニングを行っている。
(画像はMETROのウェブサイトより)
外部リンク
METRO
https://www.metroag.de/en
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