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2019-03-19 21:00

経済

マンダレーに独立型発電所がオープン

発電所
シンガポールのSembcorpによる官民プロジェクト
3月16日、マンダレーMyingyanに発電所が正式オープンした。この発電所はシンガポールを拠点とする電力会社Sembcorpが手がけたプロジェクトで、同社が開発、所有、運営する独立型の発電所だ。

プロジェクト資金は3億1000万ドル。アジア開発銀行、アジアインフラ投資銀行、国際金融公社の他、DBS銀行、DZ銀行、中国銀行など、多くの金融機関から資金が提供された。

セレモニーにはミャンマーの電力エネルギー省大臣、シンガポールの貿易産業・教育省大臣など、両国の政府代表者が出席した。ミャンマー国内で最も効率的な発電所として、電力部門の発展に重要な役割を果たすことが期待されている。

国内最大級、効率的な発電所 雇用促進や地域の生活向上にも貢献
発電所は太陽光発電を備えた総合的なシステムで、年間約1500ギガワット時の発電力を持つ。これによって、530万人の年間電力需要をカバーできる。

また、ミャンマー最大のリサイクルガス・タービンプラントなど、高度な技術を採用し、電力の最大化と温室効果ガスの最小化を実現する。

発電所はミャンマーの雇用促進と知識の獲得にも期待される。スタッフの95%はミャンマー人だ。シンガポールのSembcorpでの勤務を経て戻ってきた人の他、トレーニングを受けた新入社員もいる。

その他、地元住民の生活向上のため、飲料水の確保や洪水など緊急時の活動、消火用水の設置などの活動も行った。

(画像はSembcorpのウェブサイトより)


外部リンク

Sembcorp
http://www.sembcorp.com/

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