2019-03-11 19:00
社会
ミャンマーで「国際女性デー」祝う式典開催

女性が平等な権利を得るための多彩な取り組み
ミャンマーの首都ネピドーで3月8日、国際女性デー(International Women's Day)を祝う式典が行われた。国連の加盟国であるミャンマーでも女性の重要性と向き合うため、「国際女性デー」を祝う式典を開催した。
ミャンマーは政治的、経済的および平和の確立に基づいて民主主義に移行している。平和の確立に基づく国民和解に取り組む上で、すべての分野における男女平等は重要かつ基本的な問題だ。
21世紀パンロン会議(21st Century Panglong Conference)の3回目のセッションでは、政治分野の基本原則合意において、各分野で最低30%の女性の関与を奨励することで合意に達している。
また、すべての部門でバランスのとれた発展を目指し、女性の昇進のための国家戦略計画(2013年 - 2022年)が12の優先分野で実施されているという。
ミャンマー政府は女性の役割が段階的に拡大し、女性が権利を平等に獲得できるよう、あらゆる面から取り組んでいる。
「国際女性デー」とは
国際婦人年の1975年、国連は3月8日を「国際女性デー」と定め、加盟国に対して女性の平等な社会参加の環境を整備するよう呼びかけている。2019年のテーマは、「平等に考え、聡明に構築し、変化のための革新を(Think equal, build smart, innovate for change)」だという。
ユーラシア大陸を中心とした多くの国で公式の祝日に定められており、祝日になっていない国でも男性が自身と関わりのある女性に花や贈り物をするのが通例となっている。
なお、ネピドーの式典には、ヘンリーバンティオ(Henry Van Thio)副大統領をはじめ、大統領夫人、UNウィメン(UN Women)、ユニセフ(UNICEF)などの関係者が出席。国連事務総長のメッセージも代読された。
(画像はプレスリリースより)
外部リンク
ミャンマー情報省のプレスリリース
http://www.moi.gov.mm/
UNウィメン
http://www.unwomen.org/en
ユニセフ
https://www.unicef.org/
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