2019-03-14 16:00
政治
ミャンマー暫定国勢調査・調整ミーティングが開催

今年11月中の調査実施をめざし、作業開始
ミャンマーの暫定国勢調査に関する第1回調整ミーティングが行われた。3月12日、ミャンマー情報省によると、暫定国勢調査は2019年11月中の14日間にわたって行われる。
暫定国勢調査中央委員会議長のU Thein Swe大臣によれば、調査は約4300のサンプルで実施され、集まった情報結果は2020年6月中に公表される予定だ。
暫定国勢調査は調査書の作成準備、情報収集、集計、公表の4つのステップで実施される。現在、すでに準備段階の作業に取りかかっているという。
タブレット活用のCAPIシステムを導入 事前準備が重要
準備作業では、サンプル情報収集地のマップ作成が最も困難な作業だという。サンプルを収集する区町村へ訪問し、マップの更新を行う。このとき、調査管理者と現地の調査メンバーが参加することが重要となっている。過去の調査は紙の質問票ベースで行われたが、今回の調査はタブレットを活用したCAPIシステムで実施する。そのため、高速インターネットやSIMカードの整備が急務となる。
CAPIシステムの導入は初めてのことで、国連組織や開発パートナー、資金援助国など、多くのサポートが必要だ。暫定国勢調査中央委員会のメンバーは、ディスカッションを重ね、調査実施に備えている。
また、事務局では、セクションごとの作業内容や状況について説明を行った。
委員会は国勢調査の全作業プロセスが、ミャンマーのイメージに反映されるとして、調整会議の重要性を主張している。
(画像はプレスリリースより)
外部リンク
ミャンマー情報省
http://www.moi.gov.mm/moi:eng/?q=news/12/03/2019/id-16995
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