ミャンマーニュース

ミャンマー人権対話出席のために訪日中のミン・トゥ外務次官が3月1日、鈴木外務大臣政務官を表敬訪問したと、日本の外務省が、3月5日に発表した。

表敬訪問の際には、ラカイン州情勢について話がおよび、鈴木外務大臣政務官が、「治安及び国連機関の人道アクセスの早期回復」や「ラカイン州中部の国内避難民（IDP）キャンプの適切な閉鎖及び再定住」などについて、ミン・トゥ外務次官に具体的な進展を求めた。

また、鈴木外務大臣政務官は、停戦合意や国内避難民（IDP）の帰還につながるとして、ミャンマー国軍が軍事行動の停止を宣言したことに関し、歓迎する旨をミン・トゥ外務次官に伝えている。

同外務次官からは、新モン州党（NMSP）とラフ民主同盟（LDU）が全国停戦の合意に向け、2月13日に署名を行った背景に、笹川陽平ミャンマー国民和解日本政府代表からの働きかけがあったからだと、感謝の意が述べられた。

（画像は外務省ホームページより）

外部リンク

外務省：ミン・トゥ・ミャンマー外務次官による鈴木外務大臣政務官表敬
https://www.mofa.go.jp/mofaj/page3_002699.html