2019-02-26 00:30
社会
UNHCRのスタッフが水・衛生問題に直面するロヒンギャ難民キャンプについて語る

90万人以上ものロヒンギャ難民が逃れる 水・衛生問題に直面
国連難民高等弁務官事務所(以下、UNHCR)は2月18日、水・衛生問題に直面するロヒンギャ難民キャンプについて、水・衛生分野の支援を担当してきた同事務所スタッフに話を聞き、その内容を発表した。ミャンマーからコックスバザールに逃れたロヒンギャ難民は、36の地域に分かれて暮らしており、その数は90万人以上にもなる。そして現在、水・衛生問題に直面しており、UNHCRが解決に向けた活動を行っている。
安全な水を確保し、水・衛生分野の担当として感染症の流行を防ぐ
ロヒンギャ難民の数の多さに加え、コックスバザールでは毎年11月から5月あたりにかけて、干ばつが発生するため、水の確保が急務となった。そのため、NGOや国際機関などと連携し、クトゥパロン難民キャンプでは2万以上の簡易井戸を設置。ナヤパラ難民キャンプでは、水をトラックで運び込んでいるという。
2017年8月にロヒンギャ難民が大量に逃れてきた際に、バングラデシュ政府や国連機関などと連携し、効率的かつ確実な方法で安全な水の確保に努めた。
そのような活動により感染症の流行などを防いだことが、水・衛生分野の担当としてやりがいを感じることだと語っている。
(画像はプレスリリースより)
(C)UNHCR/Areez Tanbeen Rahman
外部リンク
UNHCR プレスリリース
https://www.unhcr.org/jp/22335-ws-190218.html
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