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2019-03-04 21:15

社会

ミャンマーからバングラデシュに逃れた無国籍の子どもが50万人に

ロヒンギャ
無国籍のために、教育や職業訓練を受ける機会が与えられず
世界中の子どもの権利と健康を守るために活動する公益財団法人日本ユニセフ協会(以下、ユニセフ)は2月28日、ミャンマーからバングラデシュに逃れたロヒンギャ族の無国籍の子どもが、50万人に上っていることを発表した。

ロヒンギャ族の多くが法的な身分証明や国籍をミャンマーで取得できず、バングラデシュで出生した子どもも出生登録されない状況が続く。そのため、公式に教育や職業訓練などを受ける機会が与えられず、将来への不安を募らせている。

ユニセフが15万5,000人に学習プログラムを提供
上記のような状況を改善すべく、ユニセフは2019年の優先課題として、4歳から14歳の子どもたち15万5,000人に、基礎的な読み書きと算数、適切な職業技術を身につけさせる学習プログラムを提供し、個人・コミュニティを自立させていく。

ユニセフ・バングラデシュ事務所は、68万5,000人にも上るロヒンギャ族難民と、その受け入れコミュニティの住民が求める支援を実施するために、1億5,200万アメリカ・ドルが必要だとする一方で、現時点では全体の29%しか集まっていないとしている。

(画像はプレスリリースより)
(C)UNICEF_UN0284179_LeMoyne


外部リンク

公益財団法人日本ユニセフ協会のプレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/000001286.000005176.html

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